明日の記憶 [DVD]
『明日の記憶 [DVD]』を価格比較。★★★☆(73点)『明日の記憶』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
| 監督 | 堤幸彦 |
|---|---|
| 出演 | 渡辺謙,樋口可南子,吹石一恵,水川あさみ,市川勇 |
| 発売日 | 2006年10月21日 |
| 定価 | 3,990円(税込) |
価格比較
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商品詳細情報
| 販売元 | 東映 |
|---|---|
| 発売日 | 2006年10月21日 |
| リージョン | 2 |
| ディスク枚数 | 1 |
| 形式 | DVD |
関連商品
ぴあ映画生活ユーザーによる「明日の記憶」のレビュー
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佐伯課長を忘れない2009-12-20 by
奈菜
若年性アルツハイマー型認知症を扱った堤監督の良心作。
65歳以上で発症すれば、アルツハイマー型認知症と診断され、64歳以下で発症すれば若年性アルツハイマー型認知症と診断されます。
若ければ18歳でも発症した症例があるので、わたしたちにも人ごとではない病気です。
本作は広告代理店の第一線で働くやり手の佐伯課長が、49歳という若さで若年性アルツハイマー型認知症を発症し徐々に病気が進行していく様と、彼を支える妻や家族との人間模様が描かれています。
記憶障害や見当識障害が徐々に進行していく様、そして人格変化が認められていく初期から中期にかかってきた病態が、フィクションではありますが過剰な演出が抑えられて誠実に描かれているように思いました。
本作では、家族の介護がこれから本格的になり、大変さを増す中期の病態が比較的あっさりと描写されていたり、末期は描かれていませんでしたが、健康な人格(記憶)が徐々に崩れていくことへの夫婦の葛藤と苦悩が痛いほど伝わってきました。まだら的に正気に戻った時の、肩書(男の誇り)も失った佐伯氏の苦しみや惨めさは、つらい。
アルツハイマー型認知症は進行性で、特効薬がないため治癒されません。介護は理想論ではやっていけない。その通りです。でもだからといって、佐伯‘課長’だった頃の過去、人格まで忘れていいものでしょうか。
来るべき将来、祖母がわたしを忘れても、施設入所が決まっても、人格崩壊が激しくなっても、寝たきりになっても、矍鑠としていたあの祖母を忘れず接せる自分でありたい。 -
生きてりゃいいのか2008-10-28 by
EGライダー
陣頭指揮をとってバリバリ仕事をこなした会社人間が、わずか数年後に暗い家の中で一人ポツーンと無表情で座っている。・・・渡辺謙の鬼気迫る演技もあり、怖い。
他人事とは思えない。
最近、人の名前が出てこないときがある・・・「あれ」「それ」も増えた。
娘夫婦が主人公の病気に関与するシーンが全くないなど不自然な部分もあります。
原作では娘婿が異変に気づき、同居を進言する重要な場面があったというのに・・
妻・枝実子役の樋口可南子さんは素晴らしい。
特にラストシーンは、その表情だけで夫の無事を確認した安堵感、来るべき時が来てしまった悲しみ。。。それでも夫を支えていこうと決心する心情がよく表現され、吊橋を二人で渡る場面は涙で滲んでしまいました。
「生きてりゃいいんだ、生きてりゃ」
大滝さんはヘタクソな歌とともに言うのですが
自分が主人公なら、この意見には賛成できない。
現実は枝実子さんのように強い人ばかりではないし、介護の大変さはその家族の疲弊ぶりを見てもよく分かるからです。 -
チープさが気になってしまった2007-07-05 by
星空のマリオネット
主演の渡辺謙さんと樋口可南子さんが何とか支えきった映画。
映画作品としての完成度は高いとは言えない。先ず、ファーストシーンのチープさは何ともいただけない。また、アルツハイマー病に侵された主人公が錯乱するシーンで、何度も景色がぐるぐる回り歪むシーンが登場するが、これまたチープ過ぎる。
会社での人間関係や主人公の活躍と苦悩の場面は面白く生き生き描かれているのだが、娘夫婦の描き方に深みがなく演技も悪いように、家庭内でのやり取りで魅力的なシーンは思い出せない。主人公はやはり会社で生き生きと自己表現していたということでしょうか。
そうは言っても夫婦関係は濃密で、樋口可南子さんが演じた主人公の奥さんの苦悩と、ほとばしっていても、どこか奥ゆかしさがある怒りと悲しみは、胸に突き刺さるものがありました。
渡辺謙さんは余り好きなタイプの俳優ではありませんが、彼の本作への思い入れの強さが十分に理解できる熱演でした。元気で会社で躍動していた時から、病気に侵されていく過程の移ろっていく表現は見事でした。 -
秀作2006-06-03 by
無責任な傍観者
素晴らしい映画でした。テンポ・バランス共に良く、フェアな作りで日本映画の好調さが頷ける作品です。
見ていてふと思ったのが「半落ち」のアンチテーゼになるのかなぁ?と何の脈絡もなく作風も全く違う作品を思い出しました。
とても悲しく怖い物語ですが、登場人物達の心の温かさが作品を暖かく上品なものにしてくれます。
押しつけがましくないラストシーンもオチ(?)もとても良かったと思います。 -
広告業界じゃ厳しい2009-02-24 by
アキラ
シリアス路線だから硬派に作るかなと思っていたが、やはり堤作品でした。流行のCG多用。冒頭のタイトルバックからしてビデオでも明らかにCGだと分るグラフィック。工事現場が高速の逆再生。その手の効果を強迫観念のイメージシーンをはじめとして様々な部分で多用。渋谷の街もかなり合成が混じっていて技術的な行程を想像するだけで結構楽しめます。なぜならいかにも合成しましたって痕跡をわざと残すのが彼のなんちゃってな作風だから。まあ中には明らかに最初から最後まで全部3Dソフトで作っただけでしょってシーンもあるけれど。単純にコストパフォーマンスの点から考えても渋谷ジャックは全部作るしかないでしょ。
原作に惚れ込んだ渡辺健が企画を持ち込んだアルツハイマーの話だけど、この設定がまた堤さんらしくて面白い。主人公が勤めているのは勢いに乗った若い広告代理店。この手のタイプは堤さん自身も普段から小遣い稼ぎでお世話になっている事だろう。ただ普通、メインビジュアルでこんなにしょぼい物作ってたら生き残れないけどね。壮絶なこの業界は盗んだ奪ったは当たり前。正に行き馬の目を抜く業界。そりゃ同じ物作りでも陶芸程度なら少し位ボケても続けていられるけど、この業界で生き残るのは厳しい。いちいちメモなんてしていたら下手すると企業秘密を競合に盗まれちゃうからね。クリエイティヴだけじゃなくて営業も把握しておかなけりゃならない情報量が鬼のように多い。普通の人間から見ても鬼のような記憶力を持っていないと勤まらない職業です。そこから脱落する過程が私には人事に思えませんでした。 -
桜・電車・猫2007-12-02 by
トラップ大佐
最初に出てくる家で二人が見ている夕陽があまりにも漫画チックで出だしはちょっとアレという感じ。前半の主人公が部長職として活躍するシーンの切れ味はよくいい展開。病気が原因とみられる失敗が続くシーンは見ていて胸が痛かった。後半の主人公の苦悩も痛々しい。こういう病気になると服装って共通するのかな。歩き方もよく研究されていると思う。妻の苦悩はよく描かれているが子供夫婦との係わりがもう少しあっても良かったのではないかな。渡辺謙の迫真の演技が光る。「阿弥陀堂だより」でもそうだけど樋口可南子の奥さん役も素晴らしい。奥多摩の緑がとてもまぶしく印象的。香川照之は何の役をやっても印象に残るな。若い日の二人が全く似ていないのはちょっと残念。地上波の放送だとエンドタイトルが見れないので不満だ。「桜・電車・猫」のテストは見ている自分もアルツハイマーかと心配になってしまった。
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泣きたいのは私‥2007-01-29 by
こわれもの
樋口さんの献身的な看護に涙…泣きたいのは私の方よ!身近な問題に鋭く切り込んだ傑作。
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認知症との向き合い方2009-11-08 by
むろじん
広告業界でバリバリ働くサラリーマンが突然若年性アルツハイマーを発症する。
打ち合わせの予定を忘れ、客先のオフィスの場所を忘れ、同僚の名前も忘れていく。
主人公はそんな自分が置かれた立場を受け入れられない。それに苛立ち、部下や医者、妻に当り散らす。
しかし、徐々に仕事ができなくなっていく自分を受け入れ、娘の結婚を期に退職、在宅で療養する。
だが、病気の進行とともに、人格も変わっていき、徘徊や介護者への暴力などの行動も見られるようになる。
認知症の現実を忠実に描いた作品ではないだろうか。
タレントの清水由貴子さんが亡くなったのは今年の4月のことだ。家族の介護が原因だとも言われている。
政府では認知症サポーターと言われる取組を進め、5月に100万人を達成した。
これは地域のみんなで認知症の人と家族を支え、誰もが暮らしやすい地域を作る運動だ。
この映画が夫婦愛を描いた作品であることは十分理解している。だが、認知症は10人に1人が発症する病気だとも言われている。今後、認知症と闘う姿を描く場合、地域コミュニティが登場するべきだ、否、そんな社会が求められると思った。
渡辺謙が認知症の主人公佐伯を好演している。バリバリのサラリーマンが、病を受け入れられず苛立ち、でも孫が生まれたことを喜び、家族に迷惑をかけたことを消え入るように悲しむ。その感情の移り行くさまを丁寧に演じていると思った。
妻枝実子も樋口可南子が好演している。病気の夫を終始支え続けるが、夫の代わりに働いて遅くなったことを叱責する理不尽な要求に感情をあらわにして逆に切れるあたりや、自分の存在すら忘れていく夫を涙をためながら見つめるまなざしは素晴らしい演技だと思った。 -
仕事人間にはホラー映画2008-10-19 by
zen1999
重ためなので、元気のいい時に鑑賞。
内容は何となく知っていたけど、観てみると怖い。
「私の頭の中の消しゴム」も見たけど、
あっちはラブ主体。
こっちはどっちかというと、仕事人間の主人公が
どんどん日常生活が出来なくなって…という部分が
リアルで怖い。
特にバリバリ仕事していた主人公が、どんどんミスが
増えるシーン。
サポートしてもらわないと何も出来なくなっていく。
ワーカホリックのおじさまたちにはホラー以上に怖い映画なのでは?
主人公が家にいるようになるのと反対に外に出て行く妻。
そしてその妻に当たる夫。
ここらへんリアルだったなあ。
定年後の夫婦生活っぽくて(笑)
CGの空は私もちょっと違和感あったなあ…。
この映画観た後ちょっと怖くなって
「アルツハイマーチェックリスト」もやってしまった…。
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ホラー映画やんか!2008-03-11 by
バブ
怖い。
サラリーマンをしている私にとって恐ろしいの一言。
「有名人の名前が出てこない」「映画の名前が出てこない」のくだりは誰にでもある話であるあるあるある!のクイズ100人に聞きました状態。
アルツハイマー病の描き方としては、「消しゴム」よりもリアリティーがありました。
一部「それは忘れてこれは覚えとんのかい!」と言いたくなるようなご都合主義的な部分もありましたが、アルツハイマーの人が身近にいるワケでも無く、まぁそんなものかと。
後半は夫婦愛に焦点が絞られ、家内と一緒に見た私にとっては身につまされる部分もありました。
ラストのあたりで「泣いた」という人が多いようですが、いやいや怖い。せつなさよりも怖いと思った映画でした・・・・・

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