“百軒店”…読み方わかりますか? 渋谷で地域密着型の上映会が開催
ぴあ編集部
東京・渋谷にあるミニシアター、ユーロスペースで3月20日(土)から特集上映「百軒店・シネマ・ウィーク ―百軒店、再発見―」が開催される。ユーロスペースの隣に位置する「しぶや百軒店商店会」とのコラボ企画で、地域密着型の映画特集企画として、映画ファンの注目を集めそうだ。
百軒店(ひゃっけんだな)は、渋谷の道玄坂と文化村通りに挟まれた一角で、大正12(1923)年の関東大震災後の復興に伴う再開発で渋谷に作られた歓楽街としてその歴史をスタートした。昭和初期に渋谷初の映画館「渋谷キネマ」が誕生するなど、映画館街として大きな賑わいを見せたほか、劇場、ジャズ喫茶やロックバーが軒を並べ、“文化の街”として多くの芸術家や文化人に愛されてきた。また、現在も当時の雰囲気の残るノスタルジック街並みを残しながら、ライブハウスやクラブなど若い世代による店も増え、新たな活気をみせている。
特集では、百軒店と縁の深いバンド、ムーンライダーズのドキュメンタリー『PASSION MANIACS マニアの受難』や、かつて百軒店にあった劇場で初舞台を踏んだ往年の名俳優・長谷川一夫が主演した『近松物語』、そして現代の渋谷を生きる若者たちを写真家・藤原新也が描いた同名ノンフィクションを映画化した『渋谷』など全5作品を上映。また、百軒店をさらに深く楽しむイベントも予定されている。
<1950年頃の百軒店。>
新旧の文化が入り混じる百軒店と、若手監督の作品から映画史に残る名作まで幅広い作品選びで観客から定評を得ているユーロスペースが手を組む今回のイベント。ユーロスペースの担当者は「地域のさらなる活性化とともに、映画文化の再認識にもつなげていきたい」と語っている。
■「百軒店・シネマ・ウィーク ―百軒店、再発見―」上映作品
『渋谷』
『近松物語』
『PASSION MANIACS マニアの受難』
『いのちの食べ方』
『HOME 空から観た地球』
日時:3月20日(土)〜26日(金) 連日12:00スタート
会場:ユーロスペース
【関連リンク】
「百軒店・シネマ・ウィーク」
(写真:東京テアトル株式会社提供)
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