《World Classics @ CINEMA 〜映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行〜》
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あなたは体験済み? 「大画面でライブ映像を楽しむ文化」が全世界に拡大中
ぴあ編集部
演劇やバレエなどの舞台公演や音楽、スポーツなどのライブ映像を大画面で上映する“ライブビューイング”。日本でも少しずつ認知度をあげつつあるが、海外でライブビューイングはどの程度、普及しているのだろうか? そこで、6月19日(土)に開幕する「英国ロイヤル・バレエ団日本公演」のプロモーションで来日したダンサー、エドワード・ワトソンに、海外のライブビューイング事情について語ってもらった。
“ライブビューイング”という言葉になじみはなくても、「劇団☆新感線」の舞台を映画館で観る「ゲキ×シネ」や、歌舞伎を映画館で楽しめる「シネマ歌舞伎」を知っている人は多いのではないだろうか。長時間の収録には向かないフィルム撮影では不可能だった「ライブ公演をすべて収録/中継し、大画面で上映する」という試みが、デジタル技術の進歩によって実現。2004年に「ゲキ×シネ」の第1弾『髑髏城の七人〜アカドクロ』が上映された当初、デジタル上映が可能な施設はわずか10スクリーン足らずだったが、年々市場が拡大し、現在では日本全国で300スクリーン、全世界では5000スクリーンがデジタル上映に対応しているという。
そもそも、ライブビューイングの火付け役となったのは日本ではなく、“世界最高峰のオペラハウス”として知られるニューヨーク・メトロポリタン歌劇場が2006年に行ったライブビューイング上映だ。これが評判を呼び、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスもライブビューイングを実施し、その後、全世界に拡大。現在では、コンサートやスポーツはもちろん、大統領の就任演説のライブ中継など多彩な分野で「大きな画面でライブ映像を楽しむ文化」が根付きつつある。ワトソンは「オペラやバレエの文化が根付いているイギリスでも、現在は若い世代を引き込むことが困難。だから、ライブビューイングで新しい観客層を開拓していくのはとてもいいことだと思う」とコメント。また、ライブビューイングが浸透することで「従来のファンに新しい作品を観てもらうチャンスにもなると思う」と、期待を寄せている。
<『くるみ割り人形』より>
現在、開催中の「Livespire World Classics@CINEMA」の上映劇場にも連日「これまでバレエやオペラを観たことがなかった」という観客が足を運んでおり、今後もライブビューイングが、敷居の高い印象のあるライブ・エンターテインメント市場の拡大に大きな役割を果たすことが予想される。
Livespire「World Classics@CINEMA 〜映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行〜」
新宿バルト9ほか全国順次公開中
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