雨月物語 (1953)

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84点
84
カテゴリ 未入力
製作年 1953年
製作国 日本
時間 97分
公開日
監督

作品紹介

上田秋成の『雨月物語』から『朝茅が宿』『蛇性の婬』の2編を取り出して脚色された溝口健二の名作。戦国時代、琵琶湖にほど近い村に住む源十郎は、戦乱に乗じ一獲千金を狙い、自らの焼いた陶器を売ろうとして、侍になることを夢見る義弟の藤兵衛、そして反対するそれぞれの女房を連れて琵琶湖を渡る。その後、離れ離れになった彼らのうち、藤兵衛は大将の拾い首をして出世を果たすが、妻の阿浜は娼婦に堕ちてしまう。一方、妻・宮木が子とともに決死の覚悟で村へ戻ろうとする中、源十郎は死霊に見そめられ悦楽の日々を送っていた……。全編に宮川一夫のカメラが冴えわたり、特に源十郎と死霊・若狭のシークエンスにおいては幽幻妖美の世界がたぐいまれな映像美として結実している。若狭を演じた京マチ子の美しさ、彼女に仕える老女・右近の不気味なシルエットは忘れられない印象を残す。対する宮木役の田中絹代は母性の優しさを感じさせる好演。第14回ヴェネチア映画祭銀獅子賞を受賞した。続きを読む

出演

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『雨月物語』クチコミレビュー

注目のレビュー

  • 70点 いつの世も (0)

    2008-05-05  by Odile

    男は犠牲を払ってでも果てなき夢を追い、女は守り抜こうとする…。や、最近はそうとばかりも限らないかな?ともかく、戦乱の世をかいくぐる命は、躍動していて、生も死も今とは重みが違う。ここでは、太平洋戦争を生き抜いた制作者たちの安息への思いが、確実にフィルムに焼き付いています。琵琶湖の舟のシーン、京マチ子の完成されたフォルムは鳥肌もの。菩薩とも般若ともなる女の業は、日本人の永遠のテーマでもあるのでし ......  続きを読む

    3人がこのレビューに共感したと評価しています。

  • 70点 説明的なドラマ (0)

    2007-07-02  by 星空のマリオネット

    20年以上振りに観ました。以前観た時には神秘的な印象が強かったのですが、今回改めて観てみて、意外に説明的な物語なんだと思いました。 弱い立場にあり世の流れの中では悲しみを負わされる「女」であるけれど、本来子供っぽい個としての「男」に対しては、「女」の怨念や欲望でもって支配してしまうし、またその母性でもって包み込んでしまう。しかしこの女性観についての描写も説明的です。 私としては、溝口の ......  続きを読む

    4人がこのレビューに共感したと評価しています。

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  見出し 投稿者 投稿日
  黒澤明への影響(0) 夢寝由来 2009-08-30

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