甘い人生
(2005)
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「愛を知らない男の、命を賭けた選択。」イ・ビョンホン最新作!
2005/04/18 (月) written by 若井由佳子(編集部)
韓国映画界最高のドリームチームが結集! 来日したイ・ビョンホン、キム・ジウン監督の記者会見をお届け!
愛を知らない1人の男、ソヌ。完璧とも言える人生を築いてきた彼が選んだ、一瞬の選択。この決断が、取り返しのつかない抗争の渦へと、そして破滅の道へと、彼を陥れていく。『甘い人生』を目指したはずの彼は、どこへ向かうのか・・・。
「これは私の代表作になる」主演のイ・ビョンホン自らがそう語る作品『甘い人生』の日本公開が決定。フィルム・ノワール、そしてアクションの要素も加わった究極のラブ・ストーリーとして注目が集まっているだけでなく、韓国人気俳優四天王の1人であり、キラー・スマイルの異名を持つイ・ビョンホンの魅力が全開の期待作。メガホンを握るのは『箪笥<たんす>』などの作品で日本でも人気の高いキム・ジウン監督。この2人がプロモーションのため来日。多くの取材陣が殺到した。熱気に包まれた記者会見の模様をどうぞ!
―まずはご挨拶を。
キム監督「『箪笥<たんす>』以来1年ぶりに来日しました。今回の『甘い人生』は、また違ったテイストの映画なので楽しんで頂けたらと思います」
イ・ビョンホン「今回は『甘い人生』という作品でお目にかかることになりました。度々お会いできて嬉しいです」
―4月1日に韓国で公開されましたが、反応はどうでしたか? また日本の公開を控えてどんなお気持ちですか?
キム監督「韓国での反応は良いと聞いています。演技力の高い俳優たちで、完成度の高い映画になっており、イ・ビョンホンの美しい表情も沢山盛り込まれています。そちらも楽しんで欲しい。日本でも韓国に負けないくらいの反応があったらいいです」
―アクション・シーンが大変多い映画ですが、そちらについてのお話を。また撮影中のエピソードもお話して下さい。
キム監督「これは単純なアクションではありません。ノワールというジャンルは、いわゆるヤクザ映画に近いものですが、それをさらに美的に、哲学的にし、繊細な感情を盛り込んだものになっています。全部のシーンが大変でした」
イ・ビョンホン「エピソードは沢山ありますが、あまり話していないお話を。エスプレッソを飲むシーンがあり、かなりクローズアップして撮っています。角砂糖を入れて手で混ぜるシーンなので、非常に手の動きが繊細でなければいけないのですが、2回ほどNGを出しました。監督が代わりにやったのですが、震えて手を全然コントロールできない。私が再び撮り、OKをもらったのですが、編集済みの映画を見たら、監督の手でした。どうも手だけでも出演したかったようです(笑)」
キム監督「編集の時、実はどちらの手かわからなくなりました。今となっては後悔しています(笑)」
監督がそう答えると同時に、のけぞって爆笑するイ・ビョンホン。それにつられたのか、難しい顔つきで腕組みをしていた監督も顔をくしゃくしゃにして大爆笑。さらに「ゴメンナサイ!」と日本語で謝り、頭を下げる監督の姿には、会場からも笑い声が起きました。
―ファンの方々にメッセージを。
イ・ビョンホン「この映画に大きな関心を寄せて頂き、とても感謝しています。『甘い人生』は、印象的な形で人の心に残る映画です。見終わった後に、心が締め付けられる映画。後になればなるほど、心に残るように僕たちは撮りました。皆さんにもそうあってくれれば嬉しい」
時を重ねるほどに心に残る映画であり、そうあってほしいと姿勢を正し、静かに語るイ・ビョンホン。韓流ブームと呼ばれる一過性のものではない、実力派の熱意が伝わってくる記者会見。きっと観た方の人生のひとときに、『甘い人生』が訪れるに違いない。(2005年4月7日 新宿伊勢丹本店屋上にて)
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